予定より4週間も早く破水した・・・私の前期破水の体験談をブログで紹介!

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私は、36週3日でいきなり破水しました。

妊娠後期、出産も近づいてきた頃ですね。そろそろ『おしるし』が来るのではとソワソワし始めてきた頃ではないでしょうか?

私も妊娠36週の妊娠後期に入った時、もう少ししたら『おしるし』が来るんだろうなと思っていました。

・・・でも、冒頭でもあるようにいきなり破水しました。

まだ正規産じゃないし、予定日よりかなり早いし・・・。バタバタしつつも無事出産。ですが、予備知識がなかったこともあってかなり焦りました・・・。

 

ということで、今回の記事では

  • 前期破水について
  • 私の体験談(前期破水〜出産まで)
  • 反省点

を、書いていきます。

 

✂︎ーーーーーーーーーーー筆者のひとりごとーーーーーーーーーーーー✂︎

※特に体験談は自分自身の反省点を、これから出産を迎える読者の皆様に見ていただけたらと思っております。

しかし、体験談、分かり易くまとめようと努力致しました。

致しましたが、致しましたが・・・

長くなってしまいました。。。(なんせ、本当にバタバタ致しましたので・・・🦑)

 

お時間のない方はせめて、せめて、反省点だけでもチロっと見て頂けたらと思います・・・(場所は1番下です📣🦑)

 

目次

前期破水について

まず破水とは、赤ちゃんを包んでいる袋(卵膜)が破れ、子宮の中を満たしていた『羊水』が流れ出て来ることを指します。

羊水の流れ出る量は個人差があり(卵膜の破れる場所が違うので)、大量の羊水が流れ出る人がいれば少量の羊水がチョロチョロと流れ出る人もいます。

破水をすると、24時間以内に分娩が始まることが多く、陣痛の兆候として有名です。

 

破水後は、子宮内(無菌状態)と外界がつながってしまうので感染に注意する必要があります。(そのためシャワーは出産するまで浴びれません・・・)

破水は陣痛が強くなり子宮口が全開に近づいた時に起こるため、大多数の人が分娩中に経験しますが、全体の4分の1未満の人は分娩前に破水しているとのこと。(私もその1人です)

分娩が始まっていないのに起こる破水のことを『前期破水』といいます。

 

私の体験談(前期破水〜出産まで)

私は36週3日に破水し、36週6日で出産しました。

 

初産は予定日を超過する人が多いと聞いていたことや、実際私の姉も第一子出産の際には予定日を超過していたことから割とのんびりと出産の準備をしていました。

それがいきなりの破水でパニックになった私は子どもの命を脅かすかもしれない行動をとってしまいました。

場面ごとに、なるべく読みやすいようにまとめたのでお付き合い下さい。

経過

36週0日〜2日(妊婦健診〜破水前日)

36週0日に妊婦健診のためクリニックへ。

NST検査(お腹に機械を着け、赤ちゃんの心拍と子宮の収縮をみる検査です)と内診(膣に指を挿入して子宮口の開き具合や硬さを調べます)が増えました。

内診後に出血がありましたが、先生からは『内診後に出血が見られると思うがあまり気にしないように。量が多くなったり続くようなら受診を』と説明があったため受診はせず自宅で安静にしておりました。(内診出血は、妊娠中は膣がデリケートになっているため起こり易いそうです)

その後も36週1日、2日と内診出血は続きました。量は自分の普段の生理の時より少しすくない位で、色も鮮血ではないため様子を見ることに。

体調も特に変わりもないので日課のウォーキングも続けました。(目標は1日10000歩以上)

 

36週3日(破水〜実家へ)

夜、不思議な夢を見ました。

破水して、主人にオンライン忘年会に参加出来なくなってごめんねと謝る夢でした。

(破水当日の夜、主人は仕事場のオンライン忘年会の予定がありました)

そして起床し、トイレへ向かう際にチョロっと何かが漏れました。

『尿もれかな・・・妊娠後期ならよくある話だし・・・』と、マイナートラブルだと思い気にも留めずにいつも通り主人を車に乗せ、駅に向かいました。

しかし、運転中自分の意思に反して少量の尿もれ(?)が時々ありました。それが尿もれだとその時は思っていましたが、夢の事もあり道中主人に『念の為、何かあった時の連絡はどこにかけたら良いか』と話し合いをしました(ここでしておいて本当に良かったです・・・)。

主人を駅に送り届けた後、家に戻り日課のウォーキングへ。

しかし、ウォーキング中も尿もれが続きます。徐々に『チョロチョロ』から『バシャバシャ』と、量が増えたような感覚に。流石に不安になったのと、一応夜用ナプキンは当てていたもののベタつきの不快感が増したため家に戻りました。

そして震える手で『破水』と検索すると、

  • 自分の意志で止める事ができない
  • チョロチョロと出てくる破水がある(高位破水)
  • 羊水のニオイは無臭、もしくは甘酸っぱい臭いや、塩分を含んだような生臭いにおい
  • 分娩開始前に破水することを前期破水と言う

現在の状況にとても当てはまる物ばかりが出てきます。(歩く度に『バシャバシャ』とソレは出続けて止める事ができず、ニオイもアンモニア臭はせず生臭いようなニオイでした)

 

それでも私は『これは破水ではない』と思い込みました。

何故なら、

  • 予定日より4週間早い
  • 陣痛は主人と一緒にいる時に起きて、背中をさすってもらいたいと言う理想像があったので破水からの入院になると理想通りにいかない
  • そもそもあまり受診行動をしたくない(病院嫌い)

と言う思いがあったから現実を受け入れたく有りませんでしたし、病院に行きたく無かったし、37週0日に受診予定があったからそれまで待てるのでは・・・何て思って居ました。

しかし『自分の理想通りのお産にならない』の思いはあるものの、『破水したら感染リスクが上がる』事が心配で、取り敢えず車に乗り実家へ帰ることにしました。(住んでいる所から実家へは車で15分程度)

車で移動している最中も、『破水だったらどうしよう』『予定日より早すぎる』『理想のお産にならない』etc…色んなことを考えてしまい、少しパニックになっているのもあってかなり危険な運転であったと思います。

 

36週3日(実家〜入院)

なんとか実家に到着しましたが、『バシャバシャ』と多量の尿もれ(?)は続きます。実家には母親と、同じく臨月で早めに里帰りしている姉がいました。私は『歩く度にバシャバシャ出てくる』と2人に現状を伝えました。

実家へは、出来たら『破水ではなく尿もれだと否定して欲しい』という気持ちがあって戻ったのですが、2人からは『それは間違いなく破水だから病院へ連絡しなさい』との返答でした。

『でもでも・・・尿もれかもしれないジャン・・・』と、言いましたが『尿もれじゃなく破水であったら赤ちゃんが危険だ。何かあったらどうするんだ。』とかなり強めに言われ・・・。

かなりナイーブな状態で、病院へ電話しました。(★1.電話は苦手であることや、かなりパニックになって居たのでちゃんと状況を伝えられない可能性を考え、現状をメモに書いてカンペを作ってから電話を掛けました。

電話に出た助産師さんからはやはり、『破水だと思うから今から病院に来て受診して』と言われました(その際に、念の為入院の準備を持ってくるようにとも言われました)。母親に車に乗せてもらい病院へ。(車の座席にペットシートとその上にバスタオルを敷いて座りました。羊水が溢れてシートを汚すことは有りませんでしたがかなりバシャバシャ出続けて居たので安心しました。)

病院へ到着してすぐに先生に内診グリグリされ、『破水してるので今から入院です。様子見て陣痛が来なければ促進剤を使用します。』との説明があったと思うのですが、正直どのような話をしたか覚えて居ません・・・。何せ、やはり破水していたので自分の理想通りのお産にはならない事が確定してしまったことへのショックが大きかったからです。

その後は病室でお腹にNSTを着けられ、24時間ずっとモニタリングをされることになりました。

 

〜36週6日(〜出産)

中々強い陣痛が来なかったため(微弱な陣痛は有りましたが)、36週5日(入院3日目)に促進剤使用となりました。促進剤開始後も陣痛はそこまで強くならず帝王切開の話も出て居ましたが、何とか本陣痛が来て36週6日の夕方に経膣分娩で出産しました。

4日間・・・微弱とはいっても陣痛はやはり痛かったし、面会も感染対策の為禁止だったので孤独で心身共に辛かったのですが、やっと乗り越えられたので達成感は凄かったです(もう無理、帝王切開してくださいと泣いて先生と助産師さんたちに何度も懇願して居ました。もう少しだと却下されましたが・・・)。

子供の顔を初めて見た時、嬉しさも勿論有りましたがそれ以上に罪悪感が凄くて・・・。

尿もれだと思い込みたかったものはやはり破水でしたし、私の自分本位な気持ちのせいで子どもを危険な目に合わせる所だったんだなと思うと本当に申し訳なかったです。おまけに、パニックの状態で運転してしまった事も不適切な行動でした。最初から最後まで自分のことばかり考えていたんだなと、親として本当に情けないです。

最初の内は子どもを見るたび、自分本位であった行動で命の危機にさらしてしまっていた罪悪感と申し訳なさから気持ちが暗くなって居ました。けれど、日々関わり続ける内に気持ちは変わりました。

すぐに壊れてしまいそうなガラスの人形の様な新生児の我が子。それでも一生懸命、授乳の際には力強くお乳に吸い付くその姿は本当に尊くて、絶対に私がこの子を守るんだと思いました。

自分本位な考えばかりだった自分が、初めて親に変わったような、そんな感じがしました。

破水した時、強く受診を勧めてくれた母と姉には感謝しか有りません。もし、37週0日の受診日まで待っていたら、この子はどうなっていたか・・・。考えるだけでも凄く恐ろしいです。

 

反省点

今回の出産で、私の反省すべき点をまとめさせて頂きます。

  1. 前期破水は誰にでも起こり得ることである
  2. いつ何があっても良いように、早めに陣痛バッグ・入院セットを準備しておく
  3. もしもの際の連絡方法について、夫・パートナー・家族と確認しておく
  4. 破水?と思ったら必ず受診をする
  5. パニックになっている時こそ子どもファーストに考えて行動することを心がける

 

✂︎ーーーーーーお時間に余裕がありましたら是非補足も読んでいって下さいーーーーーー✂︎

少し補足させて頂きますと、

1:前期破水は誰にでも起こり得ることである

→おしるしが来て、陣痛が来て・・・と、助産師さんに聞いていたような流れになると思って居ました。自分が前期破水するとは思って居ませんでしたし、検索するまでその存在も知りませんでした。

2:いつ何があっても良いように、早めに陣痛バッグ・入院セットを準備しておく

→破水の5日前に陣痛バッグと入院セットを用意し、車に詰め込んでいました。出産予定まで4週間あったので、割と早く準備したつもりでした。あと少し遅かったらもっと大パニック状態に陥って居たと思います。いつごろ準備した方がいいかは、やはり急なこともあるため一概には言えませんが、(自分的には)早すぎるくらいでもいいかなと思いました。

3:もしもの際の連絡方法について、夫・パートナー・家族と確認しておく

→たまたま、破水当日に確認してたので本当にヒヤヒヤしました。これは今すぐにでも出来ることなので是非確認して頂ければと思います。

4:破水?と思ったら必ず受診をする

→一番の反省点です。尿もれであったとしても、それは子どもを守るための行動だと本当に思いました。迷ったら病院へGOです🦑!

5:パニックになっている時こそ子どもファーストに考えて行動することを心がける

→破水しながらパニック状態で車を運転し実家へ帰ったこと、もしかすると事故を起こして居たかもしれません。子どもファーストは、子どもの命を守るベストな行動を考えることであると私は考えます。

 

★1→下の①〜⑩は、私が病院へ連絡する際に急いで書いたカンペです。( )内は私のメモです。

病院からは、連絡する際に①〜⑩の事項について聞くと言われて居たのでそれに合わせてメモをしました。

①診察券番号

②氏名(フルネーム)

③出産予定日

④初産婦・経産婦のどちらか

⑤陣痛間隔

(陣痛は来て居ません)

⑥破水しているか

(朝6時頃に少し尿もれがあり、それから続いている。量も増えた気がする。)

⑦出血しているか

(出血はしておらず、生臭いようなニオイの透明な水が出続けている。)

⑧胎動はあるか

(何となく感じる。)

⑨準備〜来院までどの位時間が掛かるか

(だいたい20分〜30分で到着できると思う。)

⑩来院方法と家族と一緒に来院出来るか

(車で、母が乗せて行ってくれる。)

病院によって多少聞かれることは変わるかもしれません。参考程度に・・・

 

私の子どもへ

初めての出産、理想通りのお産にはなりませんでした。

でも今、子育てをしながら『生まれてきてくれてありがとう』と思います。

前期破水しバシャバシャと毎日羊水が沢山出て行き子どもも苦しかったと思いますし、母親である私は自分本位な考えばかりで・・・しかし、生まれた時には元気な産声を聞かせてくれて、低出生体重児であったのに今ではポチャポチャに育ってくれて・・・

そんな姿を見ることができて、本当に良かった・・・。

お産のお陰で、どんな辛いことでも必ず終わりは来るんだなと学び、そして精神的に少し強くなれたような気がします。

赤ちゃんって、本当にすごい力を持っています。是非、破水かなと思ったら迷わず受診して欲しいです。心配症なくらいでいいんです。そして子どもが成長した時、思い出話として楽しく話せる時が来たらと思います。

 

長々と失礼いたしました。

一緒に子育て頑張りましょうね・・・・!🦑

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