出産が近付き、そろそろ入院バッグと陣痛バッグの準備をしようかと考えられているあなた。
経産婦さんは何となく、出産までの流れを体験しているから準備もしやすいと思います。でも、初産婦さんは何が必要なのか手探りになってしまいませんか?
私も準備をする中でなるべく身軽に行きたいけど、何がどのくらい必要なのか分からず準備が憂鬱でした。
今回は、よく目にする『産褥ショーツ』について本当に必要かどうかに焦点を当てて説明したいと思います。
何故よりによって『産褥ショーツ』なのか・・・それは、私が必要ないと思い準備しなかったがためにバタバタしてしまったからです。(調べると必要ないと言う意見が多かったので・・・)
目次
産褥ショーツとは?メリットとデメリット
産褥ショーツとは、産後の悪露に対処するためのショーツです。防水加工がされているためサニタリーショーツとよく似ています。一番の特徴としては、股布の部分が開閉するようになっているところです。
メリット
- 股布部分が開閉するので寝たままの状態でパッド交換が出来る。
- 医師の診察の際、ショーツを履いたまま診察台に上がれる。
- 退院後にはサニタリーショーツとしても使える。
デメリット
- 使用期間が短くコスパが悪い。
- 悪露が少ないとあまり使用しない。
- 股布の接着部分がごわつく。
産褥ショーツが無くて後悔しました
出産準備リストや出産予定のクリニックでの持ち物リストに『産褥ショーツを3〜4枚』と記載があったにも関わらず、1枚も用意しなかった私・・・。
結果的に出産時に産褥ショーツが無くて後悔しました。
何故用意しなかったのか・・・。
産褥ショーツを用意しなかった訳
結論から言えば、それは私がとてもケチだったからです。
上記にもあるメリット・デメリットを見た上で、
- 必要がない人もいる
- 別に寝ながらパッド交換しなくてもいい
- サニタリーショーツの方が退院後も使用し続けれる
と考えた私は、
1週間分のサニタリーショーツをどどーんと用意しました(これから先使うだろうしで多めに購入しました)。
産褥ショーツに救われた体験
私のお産は前期破水からのスタートでした。
前期破水についてはこちら

破水から即入院はしましたが、沢山の痛みに襲われました。
- 1日に3回以上は行われる内診
- 微弱陣痛
- 骨盤が開く痛み
etc…
上記の痛みに毎日耐えること4日・・・。出産する直前は瞬きも出来ないくらい体力が削られていました。
内診は本当に痛くて体力がゴリゴリと音を立ててなくなって行くような、そんな感覚です。
産褥ショーツだと、腰を上げる必要がなくなるためすぐ内診を受けることが出来ます。もし、サニタリーショーツだと腰を上げなければなりません。
入院当初は元気だったので平気でしたが、入院2日目には産褥ショーツのありがたみを本当に感じました。それくらいには毎日体力が削られます。
産褥ショーツは必要でした【どんな場合に必要?】
私は最初はサニタリーショーツしか用意していませんでしたが、助産師さんに強く勧められ仕方なく3枚購入しました。
まさかお産がこんなに大変なものだとは思っていなかったので、購入して良かったです。
私自身の体験から、
- 前期破水で羊水が溢れ出てくる
- お産に時間が掛かる
- 体力に自信がない
上記の場合は産褥ショーツがとても活躍してくれると思います。
人によってお産はまばらなので一概に必要とは言い切れませんが、私的にはせめて2枚は用意してもいいのではないかな・・・?と、思います。
お産は本当に何があるか最後まで全くわかりません。体力だけでなくメンタル面のことも考慮し、バタバタとしてしまわないためにも準備しておいて損はないかもしれませんね。
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